マスタリングについて

マスタリングについて

良いアクション、悪いアクションについては、人それぞれ基準が違うと思います。
重視する物が変わったり、マスターの考え方で変わって来てしまうものです。
以下には今回のマスタリングで判断している基準に触れてみました。
アクションの参考になさってください。


土地が穢れてしまった場合の行動についてです。
ここでは、【浄化】が使えるNPCの情報はPLが知っているのみ、PCは誰が所有しているか、所有している人物がいるのかも分からない状態になっています。

例1:
【浄化】が使えるNPCやPCに土地を浄化させる

これでは、必要な行動情報が無い為、成功率はかなり低くなります。


例2:
【浄化】が使える○○に頼み、土地を浄化させる

こちらは1より具体的な行動が増えておりますが、術の所有者はPLしか知らない情報にも関わらずPCが知っている物として行動しております。
これは、PLとPCの情報の共有になり完全にボツになる可能性が非常に高くなります。


例3:
【浄化】が使える○○の情報を入手して接触する。土地の浄化を頼み実行して貰う

術の所有者を探す事で、PLがもつ情報をPCに渡す事で成功する可能性が高くなりました。
ですが、ただ頼み込むだけでは相手のNPC若しくはPCの性格や考え方でボツになる可能性が高くなります。


例4:
【浄化】が使える○○の情報を入手して接触する。【浄化】を使うのに見合う報酬を等価交換で提示し、実行して貰う

3より交渉が具体的になっておりますが、やはり相手の性格や考え方でボツになる可能性があります。


例5:
【浄化】が使える○○の情報を入手して接触する。【浄化】を使うのに○○の提示した条件を飲む代わりに、実行して貰う

4のアクションが自分からの報酬提示に対し、こちらは相手に提示する分成功率は高くなります。
ただ、何を望まれるか分からない為大変危険なアクションになります。
ですが、ここまでのアクションは全て【行動】のみで、PCの心情・考え方に触れておりません。
成功しても、最悪『土地は無事に浄化されました』の一文のみで処理される可能性があります。


例6:
PCの願望:「俺はこの土地が好きだから、穢されたままなんて我慢できない!」
目的:土地を浄化し、相手の目論見を潰す
手段:【浄化】が使える術者がいないか聞き込み。○○の情報を入手し、接触する。この時、相手に警戒されない様武装を解き、サーヴァントも連れてはいかない。交渉の際、○○の出す条件を出来る限り飲むが【魔法回路】【マスター消失】【生命の危機】に関する事は拒否する。約束が破られない様、魔術契約も行う。他にも土地の浄化の為に動くPCが居れば、一時的に共同で動く。○○が進んで浄化を行うのなら、そのサポートに回る。

5のアクションを具体的にし、PCの心情、PLの目的などが盛り込まれました。
単独での成功率はかなり高くなり、描写もされてきます。
ただし、他の参加者のアクション、物語の流れがどんな風に作用されるかは未知数です。


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