魔術五家

◆ 聖堂教会

魔術タイプ：洗礼詠唱
本部：バチカン
得意魔法：【浄化】
聖杯創生時の役割：監視者
教義に反したモノを熱狂的に排斥する者たちによって設立された、『異端狩り』に特化した巨大な組織。
魔術協会と聖杯戦争の監視を行う為、日本支部を創立した。
だが、現在は日本支部を解体し、聖杯戦争から手を引いている。

◆ 陰陽寮

魔術タイプ：陰陽道
本部：日本・京都
得意魔法：【式神】
聖杯創生時の役割：令呪担当　
陰陽寮は朝廷の中に設立され、天意を問うための機関だった。
聖杯戦争のために、サーヴァントシステム・完全結界システムを作り出した。
幕末以降、朝廷より独立、藤原一門が組織・術者を束ねている。
当主は存在しているのだが、陰陽屋敷には住んでおらず極一部の人間のみが接触出来るだけになっている。
藤原一門が居としている陰陽屋敷は、洛内の北東に建っている。
聖教会が聖杯戦争から撤退した後、その役割を引き継いだ。現監視者。

◆ 典薬寮

魔術タイプ：呪禁道
本部：日本・東京
得意魔法：【蠱毒】
聖杯創生時の役割：土地提供
陰陽寮と同じく朝廷の中に設立され、宮廷官人への医療、医療関係者の養成および薬園等の管理を行った組織。
明治維新に伴う官制改革によって廃止されたが、賀茂家がその術式を継承している。
日本に聖杯を創生する際に、京の都を術式に合うよう変革させている。
拠点は東京だが、洛内の東南（山科辺り）に京屋敷がある。

◆ 高野山

魔術タイプ：修験道
本部：日本・和歌山県
得意魔法：【使役】
聖杯創生時の役割：制裁者
平安時代初頭に空海が入唐し、密教を学び日本に帰国後修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並び日本仏教における聖地。
雑密で役行者の流れを汲む一派が奥ノ院で修行を行っている。修験者は高野山真言宗の教えとは細かな部分で違う為、異端とされている。
伝法阿闍梨を中心に修験道（山伏）で構成されており、血縁関係は一切無い。
聖杯戦争を妨害、魔術師として間違った道に進んだ者に粛清を与えている。
洛内では、烏丸御池近くに建つ六角堂など山伏を受け入れる施設に滞在する事が多い。

◆ 魔術協会

魔術タイプ：ケルト魔術・錬金術など
本部：イギリス・ウェルズ
得意魔法：【魔神】【錬金術】
聖杯創生時の役割：システム担当
魔術師の未来を憂い、聖杯創生を計画した。
ＥＵでは魔術協会に属するアンブロジウス・ホーヘンハイム・暁の蛇が魔術師御三家と呼ばれ活発に活動している。
日本では、全てのＥＵ系魔術師は魔術協会・日本支部の傘下に属する。
日本支部の統括者はアンブロジウス家当主、クレメンス・アンブロジウスが務めている。
北西の山奥に広大な土地を有し、居を構えている。


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