『ふたつの花と龍の神』続編始動!!
『ふたつの花と龍の神』の続編が決定しました!
前作から十数年後の豊葦原瑞穂国を舞台に、強力な能力を持つPC達の活躍を描きます。
現在鋭意準備中!!
■■オープニング■■
悪炉王による王位簒奪により幕を開け、豊葦原瑞穂国全土を巻き込んだ動乱の果て、
豊葦原瑞穂国は龍神の加護を失うこととなった。
大地は日々確実に枯れ果てていき、
人が住めなくなった荒野に、急激に勢力を増した魔物たちの群が跋扈した。
もはや人は近い将来に訪れる滅びの日を待つのみかと思われた時、
「奇跡」は生まれた。
龍神の加護を失った後に生を受けた赤子たち、
その内の幾人かが、生まれつき尋常ならぬ力を発揮したのだ。
その力は、過去に一流と呼ばれた術者たちの力をも超え、
生き残った人々にとって、増え続ける魔物に立ち向かう唯一の希望となった。
この荒れ果てた世界に、新たなる人の世を築く者
……そんな願いを込めて、彼らは「次代」と呼ばれた。
灼熱の砂漠、一年を通して吹き荒ぶ嵐と雷、
以前より遥かに過酷さを増した大地の片隅で、
人々は僅かに恵みを残す土地に寄り集まって、小さな集落を作り、
「次代」の力を頼りに、魔物から身を守った。
それは「平穏」と呼ぶには、あまりにも危うい暮らしだったが、
それでも人々は、最後に残された砦に縋りつき、
いつしか本当の救いが訪れることを祈り、信じて日々を過ごした。
そんな折、西の沖から、この国に近づく巨大な影があった。
龍神の加護によって守られていた場所よりも、遥か外の海、
豊葦原瑞穂国の者たちにとっては、世界の果てよりも遠い場所。
そこから訪れた艦隊が、今まさにこの地へと辿り着こうとしていた。
それが、豊葦原瑞穂国に住む者にとって幸運か不運かは分からずとも、
彼らの来訪が新たな変化を呼び起こすであろうことだけは、
誰の目にも明らかであった。
■■種族紹介■■
『次代』 生まれ付き非常に強い術の力を操る子供たち。 火水風地のいずれかの力を持ち、 力の証である紋様が肌に刻まれている。 |
『魔人』 魔物の血を引く者。 過酷な大地で生き抜く事のできる 強靭な肉体を持つ。 その大部分は魔物としての本能のままに、 人を襲い、喰らう。 だが、ごく稀に人の心を持つ者も存在する。 |
『帝国人』 遥か西の国から、外海を超えて、 豊葦原瑞穂国を訪れた者たち。 豊葦原瑞穂国よりも遥かに進んだ技術を持つ。 |
『堕天』 魔物を操る力を持つ者。 豊葦原瑞穂国に強力な魔物が増えたのと 時を同じくして、いずこからともなく この地に姿を現した。 |